宮城県気仙沼市の秘境「八瀬」で本格そばが食べれる店【八瀬そば】に行ってきました
突然ですが、宮城県気仙沼市の八瀬という地域はご存知でしょうか。
気仙沼市の地図で八瀬を示すと、この辺です。
※ざっくりです。
気仙沼といえば、
フカヒレ!
カツオ!
秋刀魚!
漁業、「海」が盛んなイメージが色濃いです。
その中で、八瀬地区は、THE「山」。
広大な自然が魅力的な素晴らしい地域です。
Googleで「八瀬」と検索すると、
京都の八瀬(やせ)地域が出てきます。
気仙沼の八瀬(やっせ)地域は、
残念ながら検索に出てきません。。(wikiは私が書きました)
ルーツは約1000年ほど前に遡ると言われています。
奥州藤原氏が繁栄していた時代に、
京都に所縁のある人が気仙沼へ働きに来ていました。
(昔、鹿折地区で金がたくさん取れたため)
京都の八瀬(やせ)の自然環境に似ていたため、
八瀬(やっせ)と命名した、という言い伝えがあります。
※正しい情報をお持ちの方は何卒ご教示くださいませ...
かくゆう私も、八瀬に深く所縁のある人間でありますが、
まだまだ知らない事だらけです。と八瀬地区のルールはさておいて、
食欲の秋!ということで、
この間、山形まではるばる車でうまい蕎麦を食べてきました。
しかし、こんなにも身近に、「本格派蕎麦の店」があると聞いて。
行ってまいりました。食い道楽。
※場所はグーグルマップに載っているので
「八瀬そば」で検索して道案内をGoogleに任せましょう
事前に電話必須!!予約制!!
ということはつゆ知らず、(蕎麦だけに)
電話をせずに、アポなしで伺ってみました。
(電話をして行った方が安心かと思います)
伺ってみると、私の他に、
4名のお客さんが座って食べておりました。
(W大学御一行様?はるばる八瀬までありがとうございます)
私:「すみません、アポなしなんですが、食べることはできますでしょうか。」
大丈夫!!食べることができそうです。ラッキー。
(電話をして行った方が安心かと思います※2度目)
店内は、シックな作りで、落ち着いた雰囲気です。
入って右手側に目を向けると、鹿の首が!!!!
仲間になりたそうにこちらをみている。
はい
いいえ←
席に着くと、新聞記事の切り抜きがありました。
近くの保育園の子どもたちと共同で、そば打ち体験をした
という記事が載っていました。素敵なお取り組みですね。
近くの席の(W大学?)の方々が食べていた、
天ぷらのサクサク音につられて、
もりそばと、合わせて天ぷらも頼みました。
出てくるのを待っていると、
そば粉で作った蕎麦だんごが、出てきました。
もちもち。蕎麦の風味。
ゴマのタレがトロッと絶妙に甘い。しかもサービスとの事。
懐が寒い人間としては、非常にありがたい。
ごちそうさまでした。
さて、出てきました!!もりそばと天ぷら!
おおおぉぉ!!!
蕎麦のコシがたまらない。歯ごたえがある。
山形で食べたそばは、バリカタで歯が痛い思いをしましたが、
こちらはちょうど良い歯ごたえで歯が弱い人間にも安心でした。
八瀬で育てたそば粉から丁寧に麺を製麺していらっしゃるようです。
まさに、本格派。
続いて、天ぷらを口に頬張る。衣に歯が当たる。サクッっ。
まるでお菓子のキャベツ太郎を食べているかのようなサクサク加減。
今が旬の「八瀬かぼちゃ」もいただくことができました。
ほくほく、あま〜い。あったか〜い。(自販機風)
こんなにもお腹いっぱい食べて、
合わせて、なんと、900円(税込)!!
安い!早い!うまい!
ごちそうさまでした。
私が中学、高校時代の10年くらい前は、
八瀬にこうしたお店がなかったので、
へ?八瀬?どこ?同じ気仙沼市なの?
的なイメージが色濃かったですが、市内の方の話を聞くと、
八瀬の知名度も次第にぐんぐん上がって来ているようです。
市街化開発が進んでいない分、古くからの自然や文化が多く残っています。
合わせて、山のように広大で優しい心を持った住民が住まう、
日本、気仙沼に誇れる素晴らしい地域です。
しかしながら、全国の過疎地域と同様に、
少子高齢化、人口減少が進み、唯一の八瀬にある小学校、月立小学校も廃校の危機という課題を持つ地区でもあります。><
まあこんな行政でも解決策を模索している
難し〜い課題はさておいて、、、
たまには宮城県内外の方、
気仙沼市内の方も、八瀬に行って、
純粋に心を癒されてみてはいかがでしょうか。
言わずもがな、本格派コーヒーが飲める店、八瀬コーヒー。
本格派ぶどう狩りが楽しめる、八瀬ぶどう園もあります。
そうだ!八瀬へ行こう!
今回は、八瀬地区の「八瀬そば」を勝手にPRしてみました。
冬は雪と寒さが一流なので春〜秋がおすすめです。
以上!