ぴこログ

東北の田舎のしがない人間です

ホリエモン絶賛の重松清「とんび」を25歳にして初めて読んでみて

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とんび【電子書籍】[ 重松 清 ]
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私は、宮城にプロ野球球団(結果楽天になりましたが)

を根付かせるきっかけを作ってくれた、

ホリエモン堀江貴文氏)が好きで尊敬しています。

 

最近、ホリエモンの動画をユーチューブで

色々とみていました。すると、泣ける小説が読みたいなら、

「とんび」が一番おススメ!と言っていました。

 

(ポチっとな。)

・・・2日後。

自宅に届きました。早速、読んでみた。感想・・・。

 

やばい・・・。これは・・・

泣ける・・・

泣けるよ・・・本当に・・・

 

嗚咽交じりで泣いたのは、はたして何年振りか。

2017年で一番泣いたのは間違いない。

 

さっくりとお伝えすると、

戦後の情緒あふれる田舎町で暮らす、

不器用だけどあたたかい男「ヤス」

の人生を描いた物語、ストーリーです。

 

この小説を一文字で表すなら、

「愛」に尽きます。 

 

刺さった言葉はたくさんありましたが、

中でも一文だけ引用します。

主人公ヤスがとある人物に贈った言葉。

 

幸せになりんさい

金持ちにならんでもいい

偉い人にならんでもいい

今日一日が幸せじゃったと思える毎日をおくりんさい

明日が楽しみにできる生き方をしんさい

 

・行っている仕事は、果たして何のために、誰のためにやっているのか

・行っている情報収集(勉強)は、果たして、何のために、誰のためにやっているのか

・金儲けは、果たして、何のために、誰のためやりたいのか

 

これをもう一度考えなくてはいけないなあ、

そう思いました。

 

併せて、「この方はホンモノだ・・・」

と尊敬している気仙沼社会起業家のお言葉を思い出します。

 

①世の中のあらゆるもの・事は、

 誰かが誰かを助けるために、出来ている

 

②世の中のあらゆるもの・事は、すべて円である。

 全は一、一は全である。

(まだ私自身はこの境地に至っておりません・・・) 

 

私自身の原体験になりますが、 

フリーターとなり、強制的に行動する必要が無くなってみた所、

自分の為だけに「これをしよう!」と思った事が、

とてつもなく億劫この上なく、やる気がまったく起きない事実に、気が付きました。

 

「誰かのために」を強く意識してやるならば、

自分の想像以上に、頑張れるし、

成長できる気がしています。

 

話は少し脱線してしまいましたが、

「とにかく、泣いて、泣いて、頭をすっきりさせたい方」

必見です。

 

共感力でいえば、

25歳よりも、40~60歳くらいのお父さん世代の方が、

圧倒的に刺さるのではないでしょうか。

4時間位でサクッと読めます。 

 

つまらないTVのお笑い芸人のトーク番組を、

ボーっとして垂れ流す時間を過ごすよりかは、

私自身は大変有意義な時間を過ごせました。^^

 

「愛」に溢れる人間を目指したい。

 

inakanohito